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倉永栄三郎書道展

2011.06.08.13:34

  祝花

          
     定年退職後、60歳を過ぎて第二の人生になにをすべきか
    私にはこれといった得意なものとてなく、はて、私のこれからの人生に
    生き甲斐のあるものはと考えてみたら、職業柄字を書いていました。
    習字でもやってみようかと考え、通信教育で書を始めましたが
    県展や宮日展を見学したところ、私の書は、教育書道であって芸術書道では
    ないことに気づきました。
     そこで、同級生でもある佐藤瑞石氏の門を叩き、一からやり直しの勉強を始めました。
    それから20年、どうにか芸術の難しさがわかってきました。
    まだまだ身についていませんが、その間新富町文化祭に出品し、特別賞を受賞し
    町の無鑑査になることができました。また県の老人クラブ作品展に出品し特別賞を戴きました。
    また先年は作品が県知事室に1ヶ月間飾られたこともありました。
    書の道は奥が深く、まだまだこれからさらに一層の努力をしなければと思っております。

     あるとき、同級生から新冨で個展をやってみてはと話があり、師に相談したところ
    「それは良いことだ、20年の成果を新富町の皆様に見ていただいて叱咤激励して
    いただくのも良いのではないか、頑張ってやってみなさい」と言われ
    「よし、下手な書でも20年の成果を見ていただこう」と決心し、
    ここにつたない作品を並べました。
     どうぞご批正賜りますようお願いいたします。
                            平成23年6月吉日
                            倉永栄三郎(号 栄鳳)


  倉永栄三郎さんの書道個展が始まりました。
  「まだまだ下手くそで・・・」と謙遜ばかりの倉永さんですが
  墨をたっぷりと含んで、迷いなく引かれたその線の
  なんと伸びやかなことでしょう。
  眺めるこちらの胸まですぅっと伸びていきそうな・・・。
 

  「天」 条幅「天壽無極」より抜粋

  文字というのは妙なもので
  じっと見つめて、あんまり見つめ過ぎていると
  文字から意味が抜け落ちて
  ただの不思議な形の塊に見えてくることがありませんか?


  そんな不思議な存在の文字と、紙と、筆と墨。
  ただそれだけのものが出会って
  人の心を映し
  人の心を動かす芸術となる。
  書道って身近なようでいて
  掴みどころのない深淵も抱え・・・
  
  そうであればこそ、倉永さん。
  20年の歳月を書道に捧げようと
  「まだまだ」が口癖なのかもしれません。
 

  掛け軸・斜めから

  中央カウンター

  
  冒頭写真「天」と同じ条幅からもう一文字。  
  「極・長秋夜筆」
  「天壽無極」の「極」の字、木偏の一部です。
  黒々と書かれた横線なのに、くっきりとしたかすれが出ているでしょう?
  ”長秋夜”という筆の特徴なんだとか。

  書にまつわる雑学話もお聞かせくださる
  倉永さんとの、和やかなひと時を過ごしに
  ギャラリーしんとみへお出でになりませんか?
 

  倉永栄三郎書道展:H23年6月7日(火)~6月19日(日) 


 
  

  

  
 
 
 
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Author:ギャラリーしんとみ
ギャラリーしんとみはH17年6月にオープンしました。

この施設は、絵画・書・陶芸・工芸などを広く出品していただき、鑑賞の場・情報交換の場としていただくほか、お茶を飲みながらおしゃべりの出来る休憩所としてもご利用していただきたいと考えております。

現在は町内外の多くの方に出展・ご来場いただいています。


児湯郡新富町富田1丁目15番地

0983-33-0577

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