スポンサーサイト

--.--.--.--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

国土秀雄 油彩画展

2010.12.02.11:18

    銀杏

    大きな銀杏の木。
    いくつもの星霜を経て、いまなお大地に根をしっかりと下ろすその姿は   
    大病を乗り越えて再帰された国土秀雄さんのお背中と重なって見えます。
    

    国土さん背中 後姿が国土さん

    幼いころから絵が好きで
    その昔昭和天皇が宮崎へいらした際には天覧の誉れに浴するほどの
    画才に恵まれた国土さんでしたが、公務員職に就いてのちは
    筆を握るいとまもなく過ごされました。

    定年を待ち再び絵筆を執った国土さんを、師の弥勒祐徳先生評していわく
    「瞬く間に才能が開花した。国土さん特有の美しい色彩には驚かされる」と。

    国土さんが描かれるのは宮崎の自然、郷土の民俗、そして災害の図。
    今回の個展でも「岩手・宮城地震」「ハイチ地震」「アフガニスタン空爆」の惨禍光景が
    100号の大画面で並びます。
    TVニュースに映し出される、逃げ惑う人々・・崩れゆく町の姿に接すると
    形に残さなければ、の一心でキャンバスに向かわれるそうです。  
 

    水害

    県内の美術展で入選を重ね、遅咲き画伯の絵筆が冴え渡り始めた矢先
    突然の病に闘病生活を余儀なくされました。
    80を越えた齢に、病がもたらしたダメージは大きく
    誰もが再帰をあきらめかけた時・・・国土さんは再び立ち上がりました。
   
    この夏、宮崎を襲った口蹄疫の惨状を描きとめるためです。
 
    牛(口蹄疫) 「牛との別れ(ごめんね)」  

    殺処分場に運ぶトラックに乗せられる牛
    牛舎を消毒する人
    別れを惜しむ家族
    雪の降らぬ宮崎の地に白く積もった石灰・・。

    あの頃、どこででも繰り広げられていたシーンです。
    全身くまなく、表情さえ覆い隠す防護服に身をつつんだ作業員が
    宮崎中にあふれていました。

    そんな中の、一人がうつむく横顔ににじませた心の悼みを
    国土さんは見逃しませんでした・・・。
    

    防護服と花束 同作品 一部拡大

    大作の迫力に押されてしまいそうですが
    絵に込められた国土さんのお人柄を、じっくりと感じてみて下さい。


  

  国土秀雄 油彩画展 H22年11月30日(火)~12月12日(日)    
スポンサーサイト
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
プロフィール

ギャラリーしんとみ

Author:ギャラリーしんとみ
ギャラリーしんとみはH17年6月にオープンしました。

この施設は、絵画・書・陶芸・工芸などを広く出品していただき、鑑賞の場・情報交換の場としていただくほか、お茶を飲みながらおしゃべりの出来る休憩所としてもご利用していただきたいと考えております。

現在は町内外の多くの方に出展・ご来場いただいています。


児湯郡新富町富田1丁目15番地

0983-33-0577

検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
最新コメント
FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。